ピアス
ピアスの穴あけについて
手軽なイメージのあるピアスですが、ピアスの穴あけは医療行為にあたります。ご自分であけたりピアスショップなどで気軽に穴あけをする方も多くいますが、感染症などの危険をはらんでおり、衛生管理が徹底された医療機関での適切な施術が大切になります。ピアスホールの角度や位置、ピアスの形状、素材、アフターケアによって仕上がりに大きな差が生じます。当クリニックでは、経験豊かな形成外科専門医が施術にあたり、ご相談からアフターケアまでしっかりと対応い
1. 耳たぶのピアス
予めファーストピアスが装着されている医療用のピアッサーを使用して穴を開けます。アレルギーの起きにくいチタン素材のピアスです。
ピアス 施術の流れ
1、ご説明・マーキング
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ドクターが施術の手順などをご説明した後、ご希望の位置にマーキングを行います。ご不安なことなどあれば、お気軽にご相談ください。
2、消毒・穴あけ
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ピアッサーと呼ばれる専用の機械で、マーキングをした場所に穴をあけます。皮膚に穴をあけるので、施術の瞬間は多少の痛みが生じます。その後もジンジンとした鈍い痛みが残る場合もありますが、数時間で自然に消えていきます。腫れなどの症状もほとんどありません。
3、アフターケア
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穴あけ後はすぐにご帰宅いただけます。毎日流水で患部を洗い清潔に保つよう心がけて下さい。ピアスの穴が安定するまで1ヶ月ほどのお時間がかかります。その間は、施術の際に付けたファーストピアスを装着したままにし、他のピアスに付け替えることはお避けください。
ピアスを安全に楽しんでいただくために
ピアスホールが安定するまでに、ピアスを洋服などに引っ掛けてしまったり、アフターケアを怠ったりといったことが原因で、トラブルが起こることがあります。少しでも違和感を感じたら、自己判断で処理をせずに、お気軽にご相談ください。
施術を受けられる患者様へ
- 持ち込みピアスは不可です。
- 未成年者の方は保護者同意書をご提出いただきます。必要な方はこちらからダウンロード、同意のサインをして来院時にご持参ください。
2. ボディピアス
耳たぶ以外の部位(おへそ・耳軟骨・口舌・眉・鼻)へのピアッシングも可能です。
麻酔を使用し、痛みが少なくなるように施術しています。
ボディピアス穴あけ箇所(例)
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耳ピアス(耳は下記のような場所へのピアッシングが可能です)
(1) ヘリックス(耳輪上部)
(2) トライアングル(三角窩)
(3) インダストリアル
(4) ダイス
(5) トラガス(耳珠)
(6) アンチトラガス
(7) コンカ(耳甲介腔)
医療機関でピアッシングをするメリット
ボディピアスは医療機関でのピアッシングをおすすめします。
ボディピアスは、ボディに穴を開けるため、適切にピアッシングされない場合は、後々感染したり傷跡が残ったりするケースもあります。経験豊富なドクターにピアッシングしてもらい、綺麗に安全にピアッシングすることが大切です。
当院では麻酔を使用してピアッシングしますので、痛みに弱い方も、安心してお受けいただけます。ピアッシングは麻酔が効いてしまえば、痛みはありません。
ご希望の箇所ついてもいお気軽にご相談ください。
ボディピアス 施術の流れ
1、ご説明・マーキング
ピアスの穴を開ける位置を決め、マーキングします。
2、消毒・麻酔
消毒し、局所麻酔剤を注射します。
3、穴あけ
ピアスを通すために、医療用点滴針を刺します。医療用の点滴針には外筒がついており、針を刺して内側の針を抜くと外筒が残ります。
4、ピアス装着
針の外筒にピアスを装着すれば、ピアッシングが完了です。
よくあるご質問
Q.どれくらいの期間で穴が完成しますか?
A.穴の大きさや、部位にもよりますが、1ヶ月程度とお考えください。
Q.膿んだりすることはありませんか?
A.患部を常に清潔に保てば問題ありません。
Q.お風呂は入れますか?
A.通常通り入浴は可能です。ただし、患部を強く擦ったりしないでください。入浴後も患部を清潔に保ってください。
施術を受けられる患者様へ
- 持ち込みピアス可。
- 未成年者の方は保護者同意書をご提出いただきます。必要な方はこちらからダウンロード、同意のサインをして来院時にご持参ください。