くみこ院長ブログ情報

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アレルギーによいビタミン

2014年04月6日




こんにちは。

春は一年で一番心がワクワクする季節です。

京都の街中も、国内外の観光客の方であふれていますね。

そろそろ、紫外線も強くなって来たし、日傘をださないとな〜と思いつつ、つばの広い帽子だけはいつも手放さないようにしています。

でも、最近、日光の害だけではなく、よい面も注目されるようになってきました。それはそうですよね、人間はお日様がなくては生きて行けません。

 

先日、アメリカアレルギー学会(AAAAI:ちまたではquatro AIといいます))

http://annualmeeting.aaaai.org/

に参加してきました。

そこで、最新の情報として、

“アトピー性皮膚炎は、ビタミンDで良くなる”

との研究をちらほら見かけました。

ビタミンDは日光浴によって、皮膚で合成されます。

日本では、”紫外線は肌の老化の原因の一つ”というのが、一般的にコンセンサスが得られています。ビタミンDは、カルシウムの吸収に必要とされていますが、実は免疫・アレルギー系に良い作用があるのではないかといわれているのです。

 日本では、アトピー性皮膚炎の子供には日焼け止めをしっかり塗る様、また日光には当たらないように指導されます。

 そうなると、ビタミンDは日光で合成されるので、反対ですよね。

特に、日本人は、美白=美肌信仰があるので、みなさん白いお肌を保つべく、帽子、日焼け止めで絶対日焼けしないように日々、私も含めて頑張っています。

 

先日の学会では、子供は午前10時から午後3時までの間、週に2回は外で日光に当たらなければならないということも言われていました。

 

では、アトピーも良くなりたいし、日焼けで肌のトラブルは起こしたくない、という場合はどうしたら良いのでしょうか?

 

手っ取り早く言えば、ビタミンDはサプリメントも出ているので、それを飲めば、日焼けをするよりもお肌に影響を与えずに、血中のビタミンDを高める事ができます。

ハワイの日光に当たっている人より、日照時間の少ないウイスコンシンの人にビタミンDを飲ませた方がより血中濃度が高かったという研究もある様です。

サプリではなく、もちろん、食事からでもしっかりビタミンDは取る事が出来ます。

ビタミンDの多い食品としては、

l   しらす干し

l   焼き鮭

l   イワシ

など、魚に多い様です。

日本は魚が豊富な国なので、サプリを取らなくても、煮干しをサプリとして毎日食べれば良いのではないでしょうか?

 

まとめると、

“サンバーン(日焼けで赤くなる症状)を起こさない様に、日焼け止めを塗って、適度に子供は外で遊ばせて、煮干しを食べさせる”

というのが、アトピー性皮膚炎を良くするコツですね。

 

日焼けも怖いし、毎日煮干しを食べるのが辛い私たち大人は、

抗酸化作用=抗老化作用のある物質(フラーレン、レスベラトロール、コエンザイムQ10、アスタキサンチン)などのサプリメントに加えて”ビタミンD“のサプリを飲み、紫外線の弱くなった夕方に適度に外出する、というのがアレルギー・美肌対策によいのではないでしょうか?

最近は、日焼け止めの中にも上記の美容成分がたっぷり入ったものがあり、私はそれを愛用しています。お肌が錆びない様、サプリだけではなく、もちろんフレッシュな野菜、お魚も普段から心が

けて取る様にしましょうね。

ナノスフィア 30ml   3600円

なんと、私の好きなともさかりえさんも愛用されているようです。

http://ameblo.jp/tomosaka-rie/entry-11279617560.html

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