くみこ院長ブログ情報

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漢方入浴剤の不思議

2008年05月31日

私には3歳と6歳の子供がいますが、不覚にも先日上半身の皮がめくれるくらい日焼けをさせてしまいました。普通なら、ヒルドイドソフトなどを塗って乾燥さ せないようにして、皮膚の炎症が収まるのを待つといったスタンダード治療をするのですが、自分の子供のことでもあり、いたずら心が出てきました。

“保湿剤を塗らずに漢方入浴剤だけで治そう”と決心し、3日間続けて煎じの漢方入浴剤入りのおふろにしました。配合は、当院で販売している美白入浴剤の”トウキ、ボタンビ、雪の下、オウギ”です。

実 は、上の子の膝の裏にも湿疹がでていたのですが、心を鬼にして軟膏は塗らず、漢方入浴剤療法をつづけたら、あら不思議、夜中も全然掻かず、膝の湿疹も2日 後にはすっかり消えていました。このことから、下手に軟膏を塗るより、入浴剤だけで自己治癒力を引き出したほうがいいのかなあと悩んでいます。

というのも、私の親戚が香港に住んでいるのですが、アグネスチャンのお姉さんが開業しているアレルギークリニックに行っているそうです。そこでも、食事指導と漢方入浴剤のみで治療されているようで、すっかり今ではすべすべの肌になっていました。
こどもだけではなく、
肌も、あまり甘やかさない方がいいのかもしれません。

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