くみこ院長ブログ情報
最近しみが・・・
2011年09月27日
この一週間、みなさん必ず一言口にされます。それも、遠慮がちに診察の後に。暑さも和らいで、夏の行事も終わり、日焼けしてしまったお肌のケアに奔走しだしておられるのでしょう。当院で最近導入したフォトフェイシャルに対するお問い合わせも、まだHPにも出していないにかかわらず、本当によく聞かれます。でも、器械が高い分、値段もお高いのが欠点ですね。器械も使えば消耗していくので、なかなか値段を下げられないのです。ごめんなさい。
そこで、手軽にはじめられるのが、ハイドロキノン、VCローションの塗布です。この二つのセットで本当によく消える!今日、日焼けをしてしまったエステティシャン(小さい子供さんがおられるので)の手が塗ったところが白抜きになっているのを見て、びっくりしてしまいました。
今までは、5%のハイドロキノンをいきなり出していたので、過敏症で使えない方が、ちらほらおられたのですが、反省して3%のハイドロキノンをスターターとして出すようにしています。徐々に慣らしていくことで、過敏症になられる方もまったくといっていいほど出なくなりました。5%のほうには欲張って、ピーリング剤も入れています。
ハイドロキノンは、顔全体にはぬれないので、まずVCの誘導体の化粧水(院内調剤。希望を聞いてから調合しますのでとても新鮮。VCは新鮮さが命です。)を顔全体にたっぷり塗っていただき、その後しみの気になる部分にハイドロキノンをそっと乗せます。ここでこすってはいけません。こすると肝斑がでてきてしまいます。
最近、肝斑用のレーザーなども発売されていますが、必ずトラネキサム酸の服用が必要ですし、まだまだ本当の効果の評価も今からでしょう。地道にサリチル酸マクロゴールピーリングをして、時々フォトをしてお肌の活性化をするのが一番今のところよさそうだと思っています。
みなさん、透明感のあるお肌、を目指してがんばりましょう。
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