くみこ院長ブログ情報

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私の秘密

2011年06月8日

医学部を卒業して、何科を選ぼうかと迷っていたときに、知り合いの先生から、

“麻酔科を勉強しておくと、とりあえず人を生かせておけるスキルが身につくよ。”といわれたのをきっかけに、始めは麻酔科を専攻しました。麻酔科大体3年くらいで一般的なことはできるようになります。その後、身に着けた麻酔の技術を海外で生かしたいと思い、ベトナム、ネパールで手術の麻酔のボランティアをしました。ベトナムへは、京大の心臓外科チームと一緒に2回行き、朝から晩までベトナム人医師に麻酔を教えます。お互い片言なのでとてもしんどいのですが、ベトナムのドクターの粘り強さに感嘆してました。夜はもちろん毎晩宴会です。333(ばーばーばー)というビールで毎晩、手術のボランティアのお礼にご馳走していただいてしまいました。

ネパールへは、ADRAというキリスト教のグループと一緒に、口唇口蓋裂の患者さんの手術に行きました。ネパールは世界再貧民国で、唯一女の人の寿命が男より低いという国です。ネパールには、形成外科医、麻酔科医も十分にいないので、とりあえず公民館のようなところに麻酔器、手術台を日本から運んで朝から晩まで手術です。

どちらも色々お話はあるのですが、また次の機会に。診察のときにでも聞いてみてください。

これらの経験が、今のアレルギー診療、アナフィラキシーへの対応にも役に立っています

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