くみこ院長ブログ情報

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髪を寄付しました!

2011年04月19日

東北大震災以来、寄付、義捐金、という言葉をよく聞きます。私も何かしなければといつも思っていましたが、今日、髪の毛を寄付する機会を得ました。

そろそろ暖かくなったかな?と思うと寒くなったり、落ち着かない天気です。急に思い立って、髪をばっさり切りました。去年までクリニックはコンサートホール前にあったのですが、そのときのお向かいの”ヴィアッカ”さんで私はいつもカットをしてもらっています。店長さんの福本さんのはさみ裁きはほれぼれするものがあります。

思い切ってボブにするということを告げたら、”髪を発展途上国の白血病の方たちのウイッグを作るNGOに寄付してくれませんか?”と店長から提案を受けました。もちろん、二つ返事で同意してばっさり行きました。私のカーラーやパーマで痛んだ髪で良いのかと本当に申し訳ないなあと思って、こんなことなら、もっと髪をいたわって上げればよかったと後悔までしてしまいました。

白血病で、化学療法をすると、がん細胞をやっつけるときに、どうしても成長している細胞も一緒に抑えてしまうという副作用が出ます。髪の毛は成長が早いので、抗癌療法で必ずといっていいほど影響を受けて抜けてしまいます。化学療法を中止すればまた元に戻るのですが、それまでの間、脱毛を隠すためにウイッグをつけるのです。ウイッグは、発展途上国の方にとってはとっても高価なものです。ましてや、人毛だととても手の届かないものになってしまいます。私の髪の毛が、少しでもそのような方たちの助けになればとっても嬉しいです。

Viaccaさんでは、東北へのチャリティーキッズカットをされています。次回は5/3です。代金は1000円で、全額寄付されるそうです。

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