くみこ院長ブログ情報
アレルギーの子に対応食品…支援団体が被災地に物資
2011年04月2日
NPO法人アレルギーネットワーク京都 ぴいちゃんねっと の理事長をさせていただくことになりました。クリニックだけでなく、アレルギー支援団体として社会に貢献できる活動をしていけたらと思っています。
さて、世間はまだまだ落ち着いていませんが、
東日本巨大地震の被災地で、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎、ぜんそくなどのアレルギー疾患を持つ子どもは、避難生活でも、安全な食品やマスクの確保が必要だ。
「避難所の毛布などのホコリで、発作や鼻水がひどくなった」「アレルギー対応の粉ミルクが手に入らない」――。宮城県多賀城市の「かくたこども&アレルギークリニック」には、窮状を訴え、避難所などから来る患者が増えている。
同クリニック院長の角田和彦さんは、「粉じんや避難所のホコリ、動物の毛などで症状が重くなった患者もいる。風呂にも入れず、アレルギー対応食品も手に入らないなど厳しい環境だ」と話す。
患者には、マスクで防衛し、犬猫などペットから離れるようアドバイス。自治体や炊き出しのボランティアには、「アレルギー患者にも配慮して、食料の配給や避難所の場所割りをして」と訴える。
同クリニックは、支援団体やメーカーなどから送られたアレルギー対応食品や粉ミルク、マスクなどを配布している。ホームページ(http://homepage2.nifty.com/smark)で、物資のリストを掲載中だ。必要な人は来院してほしいという。
アレルギー患者を支援するNPO法人「アトピッ子地球の子ネットワーク」(東京)は、宮城や岩手、福島県内の病院や避難所、アレルギー対応食品店などにマスクや食品などの物資を送っている。配布場所や入手方法の問い合わせは同法人(03・5948・7891、yoshizawa@atopicco.org)。
NPO法人「アレルギー支援ネットワーク」(名古屋市)でも、食品などを宮城県や岩手県の市町村役場などに届けている。配布場所はホームページ(http://www.alle-net.com/bousai/touhoku_taiheiyo.html#kyoten)に掲載。問い合わせは同法人(052・485・5208)へ。
(2011年3月31日 読売新聞)
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