くみこ院長ブログ情報
アメリカレルギー学会報告 2011
2011年03月31日
今年も行ってきました!
ブログを前から読んでいただいている方はご存知かと思いますが、アレルギーの最新知識を得るため、また滋賀小児保健医療センターの楠先生との共同発表のために、毎年アメリカのアレルギー学会に参加しています。
去年はニューオーリンズ、一昨年はワシントンDCでした。今年は、私の大好きなサンフランシスコで開催されるとあって、この花粉症でみなさんが大変な時期にも関わらず、クリニックを休診にして行ってきました。患者の皆様には申し訳ないと思っております。
ま ず、空港からのタクシー運転手に日本から来たと告げると、”日本はどうだ?大丈夫か?”と聞かれました。コーヒーを飲んでいれば向かいの人が、また私の発 表のときにまで”日本は大丈夫か?”と聞いてこられます。最後にはうんざりしてしまって、”大丈夫”と繰り返していました。
でも、向こうの友達、また友達になった人は、本当に日本の事を共感をもって心配してくれています。特に、ヨーロッパの人はチェルノブイリの事故を経験しているので深刻です。ドイツ人の友達は、
“放射能には本当に気をつけてね。放射能の影響というのは長い間続くし、なかなか治まらないものだから。”と忠告してくれました。また、他の友達は、
” 日本はすばらしい国だから、きっとこの震災をバネにしてもっと強い国になるよ。”と励ましてくれました。きっと、日本人の、また東北の方の底力を信じてい るから、日本の円も暴落しないのではないかと推測します。今が日本人の頑張り時だと思っています。自粛モードなどで経済の成長を低下させるのはやめましょ う!
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