くみこ院長ブログ情報
肩凝りマッサージ
2008年11月16日
クリニックに来られる患者様の大半が“肩凝り” です。みなさん、私がそう当てると”どうして解ったんですか?”とびっくりされ、そのつらさを解ってもらえる人がいたと言うことにとても安心されます。どうして解るか?それは、全然難しいことではなく、舌の裏の静脈の怒張(黒く膨れている所見)で、お血があれば大抵肩凝りさんです。加えて生理の時にレバーのような凝血塊が降り、目の下のくま、肌のくすみがあればほぼ100%的中します。
実は、私も漢方を飲む前、今も時々肩凝りを自覚します。整体などに行ってマッサージしてもらえばその時だけは気持ちいいのですが、局所だけほぐしてもらっても10分後、家に着いたときにはまた肩凝りがぶり返しています。
ところが、全身のオイルマッサージを受けた後だけは違いました。体全体がほかほかと暖かくなり、体全体に血が巡っているような感じになります。そうです、お血:血の巡りの悪
には、リンパにそって表面の血液だけでも流してあげると体が元気になります。もちろん、根本的には”お血”を漢方治療で治してあげることが大切です。
よく、脊椎が曲がっているからとか言って、脊柱矯正などを売りにしているような整骨院がありますが、これは間違いです。脊柱がまっすぐな人はいません。脊柱の周りに色々な筋肉があってそれが脊柱を支えているのですが、例え脊柱がすこしゆがんでいても、その筋肉が微調整をしてバランスを取っています。それを無理に矯正しようとすると、脊椎の間にある椎間板というものが出てきて神経を圧迫したり、最悪の場合は麻痺を来したりします。実際、病院にはそのような弊害を受けた方が麻痺になって運び込まれて来ます。
そこまで来ると、一生手足が動かなくなります。
偶然ですが、とってもマッサージが上手なエステシャンの方との出会いがあったので、日曜日だけでもマッサージをお願いできないか頼んでみました。快く承諾して頂けたので、10月から早速ご希望の方に施術して頂いています。詳しくはトップページをご覧下さい。
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