くみこ院長ブログ情報
DR KUMIKO シリーズ CLASSY掲載ご報告
2014年01月31日
今、世の中では、無添加化粧品が大流行りです。
でも、実際にこれって本当に存在するのでしょうか。
一般的には、化粧品でも食べ物でも、
水分が含まれると必ず雑菌が繁殖して腐ります。
常温で長期間保存しようと思っても、どうしても防腐剤を添加しないと、
長く保存するのは無理なのです。
ふつう、お店で売られている常温保存の化粧品は、
必ず防腐剤を入れて腐らないようにしないと、販売許可が下りません。
では、一体無添加ってどういうことなのでしょう?
何か特別なものを添加していないという意味であれば、
「無添加化粧品」という記載ではなく、
具体的に「パラベン無添加」・「香料無添加」のように、それぞれに記載するべきです。
私がお勧めする、
低アレルギー=アレルギーを起こしにくい化粧品の条件は、
① 無香料
② 食べ物、植物性のエキス、オイルを使わない
③ パラベン無添加
という三つを満たしていることです。
保存については、防腐剤の中でも安全な物として、
「フェノキシエタノール」という成分がはいっているものが、最近は多く出ています。
その他、化学成分を使わずに、腐らないようにしようとすると、
アロマオイルに防腐の役割をもたせて使うことがありますが、
こちらも長年使うと、また反応してしまう人がおられるかもしれません。
特にアレルギー体質の人は要注意ですので、皆さんに合った化粧品を選ぶことが大切です。
あと、美容成分の表記にも注意が必要です。
” 〇〇美容成分配合”と大きく表記されているものを見かけますが、
たとえ、0.00001%とわずかな美容成分の添加でも、
たっぷり入っているように思わせるものもあります。
商品の広告やコピーだけでなく、ご購入の際には、
しっかりした知識を得て賢く買いましょうね。
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