くみこ院長ブログ情報
観光都市京都の休日診
2018年05月3日
四条院は、GWも休みなしで診察しています!
保険診療で飛び込んでこられる患者さんは、本当に多国籍です。
今日は、シンガポールと中国からの患者さんでした。
どちらの方も、顔が赤くなってヒリヒリすると。。。
前にもお話しした通り、皮膚科診療は間違いならぬ、スキンケアの穴探しです。
トラブルが起こる直前の行動から、食べたもの、スキンケア化粧品の使い方、洗顔方法、普段のお化粧方法などすべてを10分足らずでお聞きして、原因を探します。
みなさん、自分の国ではなんともなかったのに日本に来たら、突然顔が赤くなってみっともない肌になったと。。
よくよく聞いていると、春の時期に日本に来た方が多い事に気がつきます。
日本のスギ花粉症のひどさは世界的に有名で、アメリカのアレルギー学会に行くと、他国のドクターから、
”日本人は春になると、とっても目が痒くなったり鼻炎がひどくなるらしいね〜”と。
日本の四季がなせるもの、つまり花粉によるアレルギー症状です。
本日の患者さんも、春に日本に来たら肌トラブルが出て来たそうです。
でもって、他国の女性のスキンケア方法を聞いていると。。
なんと、
お顔を洗った後に何もしていないそうなのです!!!
化粧水もつけず、
乳液もつけず
そのまま・・・・。
湿気の多い国ではそれでも良いのかもしれませんが、
冬は外は木枯らしで乾燥、室内も暖房で劇乾燥
夏は外は蒸し蒸しで、室内はクーラーで乾燥
お肌に過酷な日本では、なにもしないでいるとどんどんお肌が荒れて
荒れたところから水分が蒸発してしまい。。
そこから花粉が入り込んで、抗体を作り、
”花粉性皮膚炎”
の出来上がりです。
洗顔後はタオルでそっとおさえるようにふき取り、
コットンは使わず刺激の少ない化粧水を手で染み込ませ、
美容液(乳液)を顔全体に伸ばし
乾燥やシワのきになるところにそっと上質のクリームをのせる。
この昔からのステップが私は女性のお肌には必要だと考えています。
先日も、化粧水を塗る前のAYURAのブースター化粧水(多分グリコール酸入り)
で顔が真っ赤になった女性がこられました。
お肌に第一番につける化粧水は、一番良い物を選んでください。
ビタミンCが一番昔からの王道で信頼できます。
以上の事を、英語や、漢字の筆談で終わってもうくたくた。。。
ワインを少し飲み過ぎてしまいましたが、いまから毎晩のお楽しみの
AMAZON primeで
”スキャンダル”を睡眠薬代わりにみることにします。
おやすみなさい!
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